新型コロナウイルス感染症のPCR検査、抗原検査の保険適用について
◆PCR検査、抗原検査の保険適用について
※下線部分を追加(2020.7.1)
新型コロナウイルス感染症のPCR検査は、3月6日に保険適用されました。
新型コロナウイルス感染症の抗原検査は、5月13日に保険適用されました。
新型コロナウイルス感染症の唾液検査は、6月2日に保険適用されました。
(外来)
検査費用と検査判断料について、健康保険負担分を除く自己負担部分は検査結果に関わらず公費扱いとなり、患者の費用負担は発生しない形となります(検査費用と検査判断料及び陽性となった場合の入院に関する費用以外(例えば初・再診料)は自己負担が発生します)。
(入院)
保険給付負担額及び高額療養費を除き、公費扱いとなり、患者の自己負担は発生しない形となります。
(宿泊施設などでの療養)
滞在費、食費は公費負担。但し、医師の往診料を除く。
◆保険適用後の診療体制について
新型コロナウイルス感染の疑いがある場合の対応として厚生労働省は通常の保険診療と異なり、まず保健所に設置された「帰国者・接触者相談センター」に相談するよう周知しております。
現在、当センターでは、相談内容から新型コロナウイルス感染症の疑いがあると判断した場合、相談者へ適切な診察を行う医療機関の「帰国者・接触者外来」への受診調整を行っております。
こうした受診の流れはPCR検査の公的保険適用後も基本的に変わらず、基本的に「帰国者・接触者外来」で検査実施の判断がなされることとなっております。
現在のところ、一般の医療機関(病院・診療所・クリニック等)では検査体制が整備されておりませんので、まず、「帰国者・接触者相談センター」に相談するようにお願いいたします。